シャープ“使っていない人”むけ補聴器発表
コロナ禍のマスクの着用で、会話の声が聞こえにくくなっている中、普段補聴器を使っていない人むけの新しいデザインの補聴器が発表されました。
これはワイヤレスイヤホンのように見えますが、スマホで音量などの調整ができる補聴器です。専用アプリを使えば、資格を持つ補聴器のフィッターとリモートでつながり、使う環境や耳の状態に合わせた細かいプロの調整をしてもらうこともできます。
家電大手のシャープが今は補聴器を使っていない中度、軽度の難聴者に向けて開発しました。
こうした人は日本におよそ1134万人いるとされ、耳の聞こえ方に不安はあるものの、補聴器をつけるのには抵抗がある人が多いということです。
シャープは働く世代に向けて「補聴器に見えないデザイン」で市場を開拓する狙いです。