アバター技術“多様な働き方を”新会社設立
CGアバターなどの技術を活用して、多様な働き方を目指す新しい会社が設立されました。
新会社のCEOは大阪大学大学院の石黒浩教授で、これまでに自身を模した人型アンドロイドを製作するなど、人と関わるロボットやアバター研究の第一人者です。
今回設立した会社は、アバター技術などを使い、誰もが時間や場所、年齢や障害などの制約を受けず、多様な働き方などができる社会を目指しています。
AVITA・石黒浩CEO「日本の労働人口はどんどん減っていきますけど、高齢者やいろんな方がもっともっと働く機会が持てるようになれば、多少なりとも問題の解決につながるのではないかと思う」
石黒教授は、内閣府が主導して先進的な技術革新を目指す、「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会の実現」という目標の責任者にも選ばれていて、災害や感染症などの緊急時に、直接支援ができない場所での技術活用なども期待されています。