瞑想やグランピング“来年の福袋”お披露目
都内の百貨店で来年の福袋がお披露目されました。
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百貨店に置かれたのは、大きな卵形の物体。実はこれ、瞑想するために入る専用の個室。狭い空間で自分の内面と向き合うことができるといいます。
西武百貨店が目玉商品として売り出す「瞑想福袋」です。
瞑想をするのに最適な椅子などもついて、値段は税込み495万円。
西武池袋本店販売促進部・石井朋史担当課長「コロナでストレスをためていらっしゃる方が多くて、内面を見直すということで購入されている方も」
一方、高島屋は密を避け、自然を満喫できるとして人気が高まっているグランピングの福袋。
ゴルフバッグほどの大きさですが、5分ほどで直径およそ3メートルのグランピングハウスが完成。大人2人がゆったりくつろげる広さです。
高床式で、脚の長さを1本ずつ変えられるため、でこぼこの岩場や斜面にも設営できるといいます。
創業190周年にちなみ、限定3台、お値段190万円です。
そして、松屋銀座が限定1個で売り出すのは、「ラボグロウン・ダイヤモンド」と呼ばれる人工ダイヤで、品質は天然ダイヤと全く同じです。
ラボ(研究室)で、人工的につくられるため、環境に負担が少ないと、人気が高まっています。
天然だと3000万円相当のこのダイヤ、3分の1以下の888万円です。
毎年の世相を表す福袋。コロナや環境への配慮を意識したものとなりました。