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三越伊勢丹 廃棄寸前 「リーバイス501」を再生・販売

2022年3月23日 21:54
三越伊勢丹 廃棄寸前 「リーバイス501」を再生・販売

三越伊勢丹は、廃棄寸前だったおよそ10トンの「リーバイス501」を靴やカバン、家具などに再生し、23日から販売を始めました。

デパートの店頭にずらりと並んだブルーデニムの洋服や靴、カバンにソファ、およそ200種類。これらはすべて「リーバイス501」の古着をリメイクして作られたものです。

元々は都内のアパレル加工工場がアメリカで大量に買い付けた廃棄寸前の「501」でした。この存在を知った三越伊勢丹が国内外のブランドやデザイナーらに呼びかけ、新たなデニム商品に生まれ変わらせました。

アパレルは世界2番目の環境汚染産業といわれ、中でもジーンズは染色などの過程で環境負荷が高いとされています。

三越伊勢丹はこうした取り組みを通じ、持続可能なファッションを提案したいとしています。

これらの商品は来月5日まで、伊勢丹新宿店で販売しています。