おんせん県が「宇宙人割」開始 その狙いは
“おんせん県”として、おもしろPR動画で街の魅力を発信してきた大分県が、今度は、宇宙人が大分県観光を楽しむ動画を公開し、「自分は宇宙人」と自己申告すれば、県内23の宿泊施設で「宇宙人割」が利用できるユニークなサービスを開始しました。
これまでも、“おんせん県”として、おもしろPR動画で街の魅力を発信してきた大分県。
今回の動画では――
バスの中や、つり橋で景色を眺めていたのは宇宙人です。「宇宙ノオンセン県オオイタ」と、宇宙人が大分県観光を楽しむ動画を公開しています。
なぜ、宇宙人なのか。それは去年、アメリカの企業が人工衛星を打ち上げる拠点「宇宙港」として、大分空港が選ばれたからです。早ければ、来年から打ち上げが始まる予定だといいます。
そこで、宇宙に関連したユニークなサービスもあります。
記者
「こちらのホテルの入り口には、『歓迎、宇宙人』の文字。きょうから対象の施設でチェックインする時に『私は宇宙人です』と言えば、様々な特典がもらえるということです」
県内23の宿泊施設で「自分は宇宙人」と自己申告すれば「宇宙人割」が利用できます。
日田市にある「みくまホテル」では、地元で製造された炭酸水のペットボトル1本がサービスされます。
みくまホテル・諌山節子女将
「大分空港が宇宙港になるなんて、すごいですね。パワーをいただけますし」
その他の宿泊施設では、宿泊料金の1万円引きや、ワンドリンクサービスなどの特典が用意され、対象施設は専用のホームページで確認できるということです。