日経平均、史上初の4万2000円台に 市場関係者からは「想定より速いペース」との声も
11日朝の東京株式市場で日経平均株価は大きく値上がりし、史上初めて4万2000円の大台を超えました。東京証券取引所から中継です。
株価は今月に入り10日までに2200円以上上昇していて、市場関係者からは「想定より速いペース」との声も聞かれます。
日経平均株価は、取引開始直後に史上初の4万2000円を超え、取引時間中の最高値を5営業日連続で更新しました。
前の日のアメリカ市場で利下げへの期待感が高まり、ダウ平均株価が大きく上昇した流れを受け、東京市場でも半導体関連など幅広い銘柄が買われました。
――連日、株価の上昇が続いていますが、生活の中で景気が良くなっているという実感がないのですが…。
市場関係者によると、株価は半年先を表しているとのことで、秋以降、物価上昇を上回る賃上げの効果が出てくれば、年末頃には消費も活発になってくるのでは、とみられています。