半世紀ぶり国産の流通再開…「ナガスクジラ」展示商談会
豊洲市場で13日、およそ半世紀ぶりに国産の流通が再開する「ナガスクジラ」の展示商談会が行われました。
クジラ肉のソーセージにクジラ肉のメンチカツなど、会場にズラリと並んだ料理の数々は、すべてクジラの肉を使っています。
13日、東京・江東区の豊洲市場で開かれた「国産ナガスクジラ」の展示商談会で用意されたものです。
そのおいしさと大きさから「クジラの王様」といわれている「ナガスクジラ」は今年、およそ半世紀ぶりに商業利用するための捕鯨=商業捕鯨の対象に追加されました。
今回は卸売業者や飲食店の関係者など400人以上が集まり、国産ナガスクジラの流通拡大へ向けて商談が行われ、「国産は鮮度が良く、臭みもないので嬉しい」「運営する飲食店で寿司にして出したい」などの声があがっていました。