日経平均反落、172円安 米株安受け…売り注文が優勢に
8月9日の東京株式市場で、日経平均株価は4営業日ぶりに値を下げ、前日比172円96銭安い3万2204円33銭でした。
日経平均株価への影響の大きい銘柄の決算発表を受けたほか、前の日のアメリカ市場で株価が下落したことから、東京市場では売り注文が優勢となりました。10日にアメリカで消費者物価指数(CPI)が発表されることへの警戒感による売りもありました。
一方で、中国政府が週内にも日本への団体旅行を解禁する可能性があるとして、中国の旅行会社が準備を進めているとの報道を受け、インバウンド需要がさらに伸びるとの期待感から、空運や陸運、百貨店の一部の銘柄への買い注文も見られました。
東証プライム市場の売買代金は、概算で3兆8471億円。売買高は、概算で15億9355万株。