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洋上風力発電への参入を目指し秋田市の建設会社が新事務所設立 入居する県外の企業と連携

2024年7月4日 19:07
洋上風力発電への参入を目指し秋田市の建設会社が新事務所設立 入居する県外の企業と連携
洋上風力発電についてです。秋田市の建設会社が新たな事務所を構え、4日竣工式を行いました。同じ事務所に入居する県外の企業と連携し、洋上風力発電事業への参入を目指すことにしています。

■テープカット
「新事務所の完成ですどうぞ!」

新たな事務所を構えたのは、秋田市の建設会社・ホサカです。

保坂省吾社長
「県内においては、保守管理オペレーション、メンテナンスを中心に長期的な人材ニーズが発生することが見込まれ、計画的な人材育成が必要となります。そのような背景の中、この度、新事務所には弊社のほか名だたる大手企業様が秋田に拠点を構えてくださることになりました。」

事務所には洋上風力発電設備のメンテナンスなどを行う県外の4つの企業も入居することになっていて、ホサカはそれぞれの企業と連携し、洋上風力発電事業への参入を目指します。

ひときわ目を引くのが、重さ250トンまで荷物を持ち上げることができる大型クレーンです。

ドイツ製で1台約3億円。長さが100メートルを超える洋上風車のブレードを持ち上げるため2台導入しました。

「県外企業と協力して、これからの秋田県の風力発電の工事に積極的に取り組んでいければ」

県によりますと、洋上風力発電を巡っては、県内で新たに11の企業が立ちげられたほか、県外から13社が秋田に進出しました。事業参入に向けた動きはさらに加速しそうです。

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