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地域経済の発展へ 約8か月磨き上げたアイデア 最終発表会

2025年2月24日 18:58
地域経済の発展へ 約8か月磨き上げたアイデア 最終発表会

起業家や新たな事業を始める人を支援するプロジェクトの最終発表会が14日秋田市で開かれました。支援を受けた5人は、地域経済の発展に向け約8か月間磨き上げてきたアイディアの実現を目指します。

秋田銀行が去年6月から取り組むのは起業家を支援するプロジェクト「スクラム」。その最終発表会が14日秋田市で開かれました。

「スクラム」は事業に対する融資だけではなく、商品やサービスの開発支援なども行うもので、今年度は80件を超える応募から5人による4つの事業が採択されました。

5人は約8か月間、様々な企業との仲介を受けたり個別に面談したりしてアイディアを磨き上げてきました。

大館市で映像制作や民泊の運営などを手掛ける三澤雄太さんは、新たな事業として空き家を売りたい人と探している人とのマッチングを目指しています。

株式会社OIC代表取締役 三澤雄太さん「戸建てに住みたいという需要に対してですねえー戸建賃貸の供給というのはとても少ないということが言えると思います。売買を見据えて賃貸供給というのを実現することでですね戸建ての賃貸物件の掘り起こしにもつながるかなーと考えております」

発表会のあとは、県内の企業や団体などの担当者と意見交換しました。

「空き家バンクの全県版みたいな感じで運用なさりたいのかなーっていうのは思ったんですけど、そういう捉え方で合ってますかね」
三澤さん「プラットホームとして全部盛り盛りっていうよりは、なんか余力がある例えば空き家バンクの担当者さんがちょっとうちのバンクにあるこの物件載せてみようかなっていうテンションで、活用ができる仕組みになるといいなとは思ってます」

三澤雄太さん「実際に生の声としてご意見を頂戴できるっていう機会っていうのをいただきながら、こう事業のブラッシュアップをしていくっていうことができたのでそれはやっぱりこう自分たちだけではなかなか難しかったことなんじゃないかなと思ってます」
「秋田にこういう家があるこんな暮らし方ができるっていうのを、まあ知っていただく機会を作っていくっていうことを目指していきたいと思ってます」

「スクラム」の取り組みは終わりますが様々な企業との交流で刺激を受けた5人は今後も事業の実現を目指します。

最終更新日:2025年2月24日 18:58
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