フジ・メディア・ホールディングスの社外取締役7人は、27日付でフジテレビとフジ・メディア・ホールディングスの社長に対し、意見書を提出しました。

意見書では、「会社の経営と社会的信頼に深刻な影響を与えている」として、企業ガバナンスの立て直しと信頼回復に向けた取り組みを加速する必要があると指摘しています。その上で、取締役会を定例とは別に随時開催すること、取締役会の下に全ての社外取締役をメンバーとする「経営刷新小委員会」を新設することを求めています。

また、「新たな経営陣の人選は極めて重要」で、透明性ある経営を実現し、人権を尊重し、社内外から信頼され、会社の信頼回復を実現できる人材を選ぶ必要があるとして、候補者面談などのスケジュールの明確化と適切な情報提供を求めました。