×

資生堂新社長に中国事業担当常務・藤原憲太郎氏が就任へ 魚谷社長は会長CEOに

2022年11月10日 20:32
資生堂新社長に中国事業担当常務・藤原憲太郎氏が就任へ 魚谷社長は会長CEOに

資生堂は魚谷雅彦社長が来年1月1日付で社長を退任し、会長CEOに就任すると発表しました。新たな社長には中国事業担当常務の藤原憲太郎氏が就任します。

資生堂は10日に開いた取締役会で、来年1月1日付で魚谷雅彦社長が退任し、現在、中国事業を担当している藤原憲太郎常務が社長に就任することを決めました。

魚谷社長「今後2年間、私と藤原がCEO、COOの二人三脚で並走することにより、経営体制を一層強化するとともに確実な継承を行う」

魚谷社長は会長に就き、2024年までCEOとして経営に関わるということです。

会見に臨んだ魚谷社長は後継者の人選について「オーナーシップと情熱のある人を選んだ。明るい性格で求心力もある」と自信を見せました。

藤原常務はこれまで欧州や韓国、中国での事業を担当。「外から見たからこそ、日本事業の課題もわかる。日本からの発信力を強化し、日本事業をグローバルに向け発展させていきたい」と意気込みを語りました。