ダイハツ、再発防止策提出へ 開発スケジュール見直しなど盛り込みか 安全性の認証試験で不正
車の安全性を確認する認証試験で不正を行っていたダイハツ工業が、国土交通省に再発防止策を提出します。その概要が、日本テレビの取材で明らかになりました。
ダイハツをめぐっては先月16日、国交省から1か月以内に再発防止策を出すよう求められていました。
関係者によりますと、ダイハツがこのあと提出する再発防止策には、まず「モノづくり改革」として、開発スケジュールをこれまでより長くして抜本的に見直すことや、安全評価を担当する人員を増やすことなどが盛り込まれるということです。
また、「風土改革」として、目指す人材像の再定義や内部通報制度の改善などを打ち出し、さらに「経営改革」として、経営陣が現場の理解に努めることなどが盛り込まれます。
一方、親会社のトヨタ自動車もダイハツの役員の処分などを最終調整していて、連休明けにも共同で会見を開く方針です。