たまごメニュー“休止” ファミレスやファストフードの約2割
ファミリーレストランやファストフード店など、外食大手のおよそ2割が、たまごを使ったメニューを休止していることがわかりました。
帝国データバンクが、主要な外食100社を調査したところ、鳥インフルエンザの拡大によるたまごの供給不足や価格の高騰で、今年に入ってたまごを使ったメニューの休止に踏み切った企業が少なくとも18社にのぼることがわかりました。
マクドナルドは、8日から期間限定で販売する春の「てりたま」シリーズで、朝マックの「てりたまマフィン」の販売を中止します。
ガストやバーミヤンでも先月から、たまごを使用するパンケーキや天津飯などあわせておよそ10品目の販売を当面の間休止しています。
JA全農たまごによりますとたまごMサイズの卸売価格は、7日、東京で1キログラムあたり340円と、公表されている1993年以降で最高値となっています。
帝国データバンクはたまごの価格の高騰、品薄によるたまごメニュー休止の動きはさらに広がる可能性があるとしています。