アメリカ産牛肉 安く手に入る期待高まる
安いアメリカ産の牛肉が、これまでより多く買える可能性が出てきました。
牛丼チェーン大手の吉野家では、使われている肉はほとんどアメリカ産です。24日、そのアメリカ産牛肉をめぐる日米の協議結果が発表されました。
アメリカ産牛肉は、輸入量が一定の基準を超えた場合「セーフガード」とよばれる高い関税がかかる仕組みです。
今回の合意で、アメリカからの輸入量が多くてもオーストラリアやカナダなど、TPPの加盟国からの輸入量と合算して基準を超えなければ高い関税がかからない仕組みになりました。
コロナ禍で物流が混乱した影響などで、牛丼チェーン3社は去年、相次いで牛丼の値上げを発表しました。
その主な原材料であるアメリカ産牛肉が、安く手に入る期待が高まっています。