ゼレンスキー大統領「日本がすぐ援助の手を…心から感謝」「ロシアへの経済制裁継続を」
ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会でオンライン演説を行い、日本政府に対し、ロシアへの経済制裁を継続するよう求めました。
オンライン演説でゼレンスキー大統領は、「日本がすぐ援助の手を差し伸べてくださいました。心から感謝しております」と述べました。
また、チェルノブイリ原発に言及した上で、「ロシアが原発を戦場に変えた」「ロシアがサリンなどの化学兵器を使った攻撃を準備していると報告を受けている」と述べ、ロシアを厳しく非難しました。その上で、ロシアに侵攻された際、「国際機関や国連の安全保障理事会が機能しなかった」として安保理の改革が必要だと訴えました。
また、「これからも戦争をやりたいという侵略者に対して非常に強い注意をしなければならない」「責任のある国家が一緒になって平和を守るために努力しなければならない」と述べました。
日本政府に対しては、「アジアで初めてロシアに圧力をかけ始めたのが日本です。制裁の継続をお願いしたい」とロシアへの経済制裁を継続するよう求めました。