日本航空が2年連続の最終赤字 オミクロン株の感染拡大など影響
日本航空の決算が2年連続の最終赤字となりました。
日本航空の昨年度のグループ全体の決算は純損益が1775億円の赤字となりました。
当初の予想より300億円以上、赤字幅が拡大した形で最終赤字となるのは2年連続です。
今年1月以降のオミクロン株の感染拡大で国内旅行の需要が大きく落ち込んだことなどが影響しました。
航空業界では、ANAホールディングスも1436億円の最終赤字となるなど厳しい経営環境が続いています。
一方、日本航空、ANAともに今年度の業績については需要の回復により黒字転換を見込んでいます。