止まらない… カルビーが「かっぱえびせん」や「ポテトチップス」など値上げ 日清食品も…
値上げの波が止まりません。6日、カルビーはおやつの定番、「ポテトチップス」や「じゃがりこ」などを値上げすると発表しました。値上げは去年から3度目で、原材料高騰などが続く中、企業も苦渋の判断を強いられています。
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東京駅の地下にあるカルビーの直営店は、おやつの定番、ポテトチップスなどを買い求める多くの人で賑わっていました。また、このお店では、うりである揚げたてのポテトチップスなどが食べられます。
買い物客
「『じゃがりこ』が一番好き。一口食べたらとまらなくなるので。パリパリとかサクサクという感じが好きですね」
買い物客
「かっぱえびせん。止まんないですね」
そのカルビーは6日、定番の「ポテトチップス」や「じゃがりこ」、「かっぱえびせん」などを6月1日の納品分から順次、値上げすると発表したのです。対象となるのはスナック菓子のほぼすべての商品にあたる87品目です。店頭での価格がおよそ3%から15%上がることになります。
国内のポテト系スナックの7割以上を占めるというカルビーのポテトチップス。「うすしお味」など、一部の商品は2022年の1月から今回が3度目の値上げです。
相次ぐ値上げに街の人からは…
「『じゃがりこ』も『ポテトチップス』もよく食べるので、悲しいですね」
「ちょっと考えちゃうかもしれないですね、買うの」
「買いにくくなりますね」
一方で値上げに理解を示す人も…
「今なんでも値上げしているし、しようがないのかなって感じはしてますけど」
値上げに理由についてカルビーは、エネルギーや原材料価格の高騰を自社で吸収するのが困難になったため、としています。
さらに6日、日清食品も値上げを発表しました。6月1日の出荷分から即席袋麺や即席カップ麺など170品目を10%から13%値上げします。原材料や包装資材の高騰に加え、エネルギーコストの大幅な上昇が値上げの理由だとしています。