“郵便発祥の地”日本橋郵便局で年賀状配達の出発式
新年を迎えた1日朝、東京都内の郵便局で年賀状配達の出発式が行われ、年賀状が各家庭などに配達されました。
国内の郵便発祥の地とされる東京・中央区の日本橋郵便局では1日午前8時から、松本剛明総務相らが出席し、年賀状配達の出発式が行われました。
出発の号令とともに、江戸や明治期の制服に身を包んだ配達員らが一斉に出発。さっそく配達先の一つである近くのレストランに年賀状を届けていました。
SNSやメールの普及から年賀状の数は年々減っていて、日本郵便によりますと、元日の1日、全国で配達される年賀状は、7億4300万通と15年連続の減少となりました。
年賀状を含むはがきの料金は、今年秋にも現在の63円から85円に値上げされる見通しから、さらに年賀状離れに拍車がかかると予想されます。