「電力需給ひっ迫警報」専門家から厳しい声
東京電力の管内などで出された「電力需給ひっ迫警報」をめぐり、専門家から厳しい声が相次ぎました。
経済産業省で行われた電力需給をめぐる会議では、今週出された警報のタイミングなどについて専門家らが議論しました。
今回の警報はひっ迫する前日の午後8時に出されましたが、専門家からは、「夜8時では企業が節電の準備をすることができない」「役所が開いている夕方までに、自治体に連絡できれば住民の防災連絡網などを通じて周知させることができた」など厳しい声があがりました。
経済産業省は、夏と冬にも電力の需給がひっ迫する可能性があるとして、夏頃までに検証結果をとりまとめたいとしています。