大手銀行の三菱UFJ銀行が、店頭やATMでの振込手数料などを引き上げることがわかりました。インターネットバンキングの手数料は据え置きます。

三菱UFJ銀行は、店舗やATMでの振り込みや両替、海外送金にかかる手数料を大幅に引き上げることを決めました。

現在、店頭で他の銀行に振り込む場合、手数料は、3万円以上が770円、3万円未満が594円かかりますが、10月2日から全て統一して990円に引き上げます。

一方、ネットバンキングでの他行宛ての振込手数料は、現在の3万円以上が220円、3万円未満が154円のまま据え置きます。

店舗やATMでは銀行側にとって現金の持ち運びや管理、金融犯罪への対策など、コストが多くかかることから、利便性のあるインターネットバンキングの利用を促す狙いがあるとみられます。