自民党新総裁に石破茂氏 1ドル=142円台まで上昇…急速に円高ドル安進む
自民党の新しい総裁に石破茂氏が選出されました。金融市場の反応です。
財政規律を重視している石破氏が事実上の新しい総理大臣に決まったことを受け、外国為替市場では急速に円高ドル安が進みました。
円相場は、朝方から日銀の利上げに否定的な立場の高市氏が有力との見方が広がったことから円安に傾き、一回目の投票で高市氏がトップとなると、1ドル=146円台まで円安が進みました。
株式市場でも、円安を好感して買い注文が膨らみ、日経平均株価の終値は903円高となりました。
しかし、午後3時半前の決選投票で石破氏が新総裁に決まると、今度は3円ほど円高が進み、円相場は1ドル=142円台まで上昇しました。