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日経平均2万6000円割り込む 下げ幅は一時700円以上に

2022年6月17日 10:22
日経平均2万6000円割り込む 下げ幅は一時700円以上に

17日朝の東京株式市場で日経平均株価は大きく下落し、取引開始直後から2万6000円を割り込みました。

世界的な景気減速への懸念から日経平均株価は大きく値を下げています。17日朝の日経平均株価は2万6000円を割り込んで取引が始まり、下げ幅は一時700円以上となりました。2万6000円割れは、先月13日以来、およそ1か月ぶりです。

これは16日に、アメリカに続きイギリスとスイスが利上げを決めたことで世界的に景気が減速することへの懸念が広がり、ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が3万ドルを割り込んだ流れを受けたものです。

円相場は、世界的な景気減速への懸念から、ドルを売る動きが強まり、現在1ドル=133円台とやや円高方向に推移しています。

鈴木財務相は市場が混乱する中、日銀への期待を次のように述べました。

鈴木財務相「今後とも物価安定目標の持続的・安定的な実現にむけて努力されると思っております」

17日は日銀の金融政策決定会合の結果が出ます。会見で黒田総裁が踏み込んだ発言をするのか、市場は、日銀の動向に注目しています。

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