ANAホールディングス 3年ぶり黒字回復、最終利益894億円 芝田社長「反転攻勢に出たい」
新型コロナウイルスの影響で経営が悪化していたANAホールディングスが、3年ぶりに黒字を回復しました。
ANAホールディングスの昨年度の業績は、売上高が前の年より67%多い1兆7074億円、最終利益が894億円の黒字となりました。
行動制限がなくなったことや水際対策の緩和で航空需要が増えたこと、コストマネジメントの徹底などで黒字化を実現できたとしています。
芝田浩二社長は「これから反転攻勢に出たい」と述べ、中国、ヨーロッパとの便をコロナ前のレベルに戻し、また、イスタンブールやミラノなどの新規エリアの始動にも、しっかりと構えていく決意を述べました。