半世紀ぶりのリニューアル 日本海側で唯一の海中展望塔 水深7メートルで本物の魚とプロジェクションマッピングを楽しんで 佐賀
佐賀県唐津市にある海中展望塔が半世紀ぶりに生まれ変わります。日本海側では唯一の海中展望塔で、4月のリニューアルオープンを前に26日、最新の設備がお披露目されました。
佐賀県唐津市の玄海海中展望塔は、波戸(はど)岬から橋でつながり、水深7メートルのところにある日本海側では唯一の海中展望塔です。
去年9月から改修工事が進められ、26日、リニューアルした姿がお披露目されました。
■永石莉里子記者
「これまであった、海中を見られる窓に加え、壁から天井まで広がるスクリーンが新しくできました。」
展望塔内に360度映し出されるのは、クロダイやスズキなど波戸岬周辺で見られる、およそ45種類の海の生き物たちです。プロジェクションマッピングを駆使してつくられていて、まるで海の中を散歩しているような気分を味わうことができます。
多いときで年間およそ17万人が訪れていた玄海海中展望塔ですが、コロナ禍の影響でここ数年は3万人を下回っていたということです。
■唐津市 観光文化施設課・白水拓人さん
「令和6年(2024年)で開館50年を迎える。これを機により多くの方に来ていただきたい。」
入場料は高校生以上が1000円、中学生以下は500円です。新たな魅力が加わり、半世紀ぶりに生まれ変わった海中展望塔は4月1日にリニューアルオープンします。