「ブルーボトルコーヒー」が天神に9日オープン 福岡に世界のコーヒーチェーン店が続々と
アメリカ発祥のカフェ「ブルーボトルコーヒー」の九州1号店が9日、福岡市にオープンします。去年12月には、イギリス発祥のカフェがオープンするなど、海外のカフェが福岡に注目しています。
2日後のオープンを前に7日、内覧会を開いたアメリカの発祥のカフェ「ブルーボトルコーヒー」です。
■吉村史織フィールドキャスター
「店舗の中から屋外を見てみますと、参道や奥には結婚式の前撮りでしょうか、和装姿の方がいらっしゃいます。こちらは警固神社の中にある店舗なんです。」
出店するのは、福岡市天神の中心部、警固神社の敷地内に立つビルの1階です。
ブルーボトルコーヒーは、世界中から仕入れたコーヒー豆を自社で焙煎し、注文を受けてから1杯ずつドリップするのが特徴で、世界で100店舗以上展開する人気店です。
■吉村キャスター
「いただきます。とってもすっきりしていて、酸味がさわやかで飲みやすいですね。口当たりが柔らかいので、じっくりと香りを楽しめるコーヒーです。」
座席数が91席と国内最大級の規模を誇り、内装は福岡と東京を拠点に活動するデザイナーが手がけました。
また、福岡店限定で九州のブランドの皿やカップを使い、福岡県内の人気パン店とコラボレーションしたメニューも提供しています。
九州1号店として福岡を選んだ理由について、次のように話します。
■ブルーボトルコーヒージャパン・伊藤諒GM
「国内外への発信であったり、いろんな方が行き来しているところが(福岡出店の)大きなポイントとして考えている部分ではある。」
そんな“アジアの玄関口”に着目したカフェは、ほかにもあります。
■中村安里フィールドキャスター
「福岡空港国際線チェックインカウンターのすぐそばにあるのがコスタコーヒーです。イートインスペースでは、旅行客がくつろいでいます。」
イギリス発祥で、ヨーロッパを中心に世界40か国以上で展開する「コスタコーヒー」です。
エスプレッソとミルクを混ぜた「フラットホワイト」が看板商品です。
■中村キャスター
「いただきます。しっかり苦みとコクを感じます。ミルクが入ることによって、より口当たりがなめらかになってすごくおいしいです。」
去年8月、東京に1号店をオープンして以降、都内に店舗を展開してきましたが、日本進出第2の都市として福岡が選ばれました。
■COSTA COFFEE 福岡空港国際線旅客ターミナル店・吉田次海 店長
「国際空港は改装中ですが、今からどんどん搭乗客数も伸びてくると思う。8割くらいが韓国の方なので、アジアの方々にもこのおいしいコーヒーを、コスタの味を広めていきたい。」
コスタコーヒーのアジア展開はまだ日本と中国のみで、さらなる展開の足がかりにと考えています。