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試乗体験リポートに記者も大興奮! マツダの長期的な戦略を支える新型SUVの特徴は? 広島

2024年10月10日 19:34
試乗体験リポートに記者も大興奮! マツダの長期的な戦略を支える新型SUVの特徴は? 広島

マツダは新型のSUV=スポーツ用多目的車「CX-80」の販売を10日から始めました。マツダの長期的な戦略を支える新型車にはどんな特徴があるのか、取材しました。

10日、国内で発売されたCX-80。高級感を感じさせるデザインが特徴的な、全長約5メートル、3列シートの大型SUVです。

■マツダ 毛籠勝弘 社長 
「日本では本格3列SUVの商品、当社以外ありません。家族連れ、あるいは仲間と楽しみたいというご要望をお持ちの方、たくさんいらっしゃると思います。そういう意味では非常にユニークな唯一無二の商品になる可能性があると思ってます」

■鷺山研一郎 記者
「CX-80の3列目のシートにのってみたいと思います。高さもあって、3列目でも大人でも十分座れるスペースができています」

3列目には、身長170センチの人でも余裕をもって座れるようになっています。タイプは3つ。ディーゼルエンジンや簡易型のハイブリッド、プラグインハイブリッド車があります。今回、エンジンとモーターを併用したプラグインハイブリッド車の走りを体験しました。

■鷺山研一郎 記者
(モーターのみで動くモード)
「すごいなめらかな動きだしですね。やっぱり音が静かですね。あ、今、モーターの走りに加えてモーターとエンジン両方を使って走るモードに切り替えました。エンジンを使っていることもあり、加速の仕方とかがやっぱりエンジンが加わると、よりパワフルな感じ」

また、CX-80は最新の安全システムも備えています。ドライバーが意識を失うなど急な体調の変化に対して…

■システム作動
「ドライバーの異常を検知しました。車両を停車します。停車するまでお待ちください」

音と画面で警告したあと、自動で車を減速、停車させ、事故の回避や被害の低減を図ります。マツダは「ラージ商品群」と位置付ける高価格のSUVを2022年以降、世界市場に順次投入。今回のCX-80で計画していた4つの車種が出そろいました。

■マツダ 毛籠勝弘 社長
「これからが本番かなという気がしています。向こう10年、この商品、プラットフォームをしっかり育成して、マツダを支える大きな屋台骨に育てるようにしていきたい」

会社の収益の柱としても大きな期待を背負うCX-80。販売価格は約400万円から700万円で、月間1400台の販売を目指します。

(2024年10月10日放送)

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