徳島県内の2024年12月の有効求人倍率は1.14倍で、前の月をわずかながら上回ったことが徳島労働局のまとめでわかりました。

徳島労働局によりますと、県内の12月の有効求人数は1万6133人で、前の年の同じ月に比べて0.3％増加しました。

前年同月比で増加となるのは10か月ぶりです。

一方、有効求職者数は、1万2682人で、前の年の同じ月に比べて2.4％増加しました。

前年同月比で増加となるのは、9か月連続です。

結果、仕事を求める人1人に対する働き口の数、有効求人倍率は1.14倍で、前の月を0.01ポイント上回ったものの、前の年の同じ月との比較では0.03ポイント下回りました。

徳島労働局は、「求人倍率は横ばい傾向が続いているが、最近は物価や燃料などが高騰し、 不安要素が多い。これらが雇用に与える影響には留意する必要がある」と、分析しています。