半導体関連進出の経済効果は11兆2千億円 九州FGがTSMC第2工場進出など最新情報で算出
九州フィナンシャルグループは5日、半導体など熊本への電子デバイス関連産業進出による経済波及効果はTSMCの第2工場進出などにより10年間で11兆2000億円になると発表しました。1年前の試算発表の倍近くとなっています。
九州フィナンシャルグループは去年8月、TSMCなどが進出する県内への経済波及効果について、10年間で6兆8500億円と発表していましたが、TSMC第2工場などの進出を含めて新たに算出し約11兆2000億円と発表しました。1年前の発表より倍近い金額となっています。
また、進出した企業が県内企業から材料などを調達した場合、その額は現状の228億円から616億円まで増え県内経済の発展につながると分析しています。
九州フィナンシャルグループは去年8月、TSMCなどが進出する県内への経済波及効果について、10年間で6兆8500億円と発表していましたが、TSMC第2工場などの進出を含めて新たに算出し約11兆2000億円と発表しました。1年前の発表より倍近い金額となっています。
また、進出した企業が県内企業から材料などを調達した場合、その額は現状の228億円から616億円まで増え県内経済の発展につながると分析しています。
■九州フィナンシャルグループ 笠原慶久社長
「我々の企業グループの数字というよりは、まず目標とするところは地域経済を豊かにするということでありますし、TSMCをはじめとする企業の大きな投資が行われていますので、そこのサプライチェーンの中に入る企業を徹底的に応援します」
笠原慶久社長はこのように述べ、地域の金融機関として県内企業を積極的に支援する姿勢を示しました。