半導体企業のさらなる集積を 熊本県の木村知事が首相にインフラ整備への支援を要望
半導体関連企業の集積を目指し、熊本県の木村知事は29日、岸田首相に対しインフラ整備の強化に向けた財政支援などを要望しました。
29日午後4時半頃、首相官邸を訪れた木村知事は、岸田総理に対し、TSMC進出を機に進出が相次ぐ半導体関連企業のさらなる集積を図るため、インフラ整備への支援を要望しました。
具体的には、TSMC周辺の渋滞解消のための道路や工場排水に対応する新たな処理施設の整備などに対し、国の交付金制度で重点的に財政支援を行うことや、空港アクセス鉄道の整備を国の交付金制度の対象とすることなどを求めました。
また木村知事は、財務省や国交省などにも同様の要望を行いました。
■木村敬知事
「国として、補正予算を活用して毎年交付金措置をしていきたいと各省庁では発言をもらったので、整備がされると期待している」