北陸3県の景気「緩やかに回復している」全体の判断を据え置き
日本銀行金沢支店は北陸3県の景気について「緩やかに回復している」として先月に続き、全体の判断を据え置きました。
日銀金沢支店は12月の金融経済月報を発表し、北陸3県の景気について「一部に能登半島地震の影響が見られるものの、緩やかに回復している」と全体の判断を据え置きました。
主要7項目のうち「住宅投資」については復旧需要などがみられているとし、判断を3年1か月ぶりに引き上げました。
また「個人消費」は物価上昇の影響がみられるもののインバウンド需要や新規出店効果などを背景に持ち直しているとし、判断を据え置きました。
また、奥能登豪雨が景気に与えた影響については「結果からはそれほど強くマイナスの影響は出ていないが、 廃業を決めたり、迷っている企業もあるため、今後も注視していく」としています。
最終更新日:2024年12月15日 12:02