「毎朝 笹かま1枚食べる」仙台市の消費額、かまぼこ”全国1位” ラーメン”全国3位” 2024年家計調査結果
総務省による去年1年間の家計調査が7日発表され、ラーメン消費額で仙台市が3年連続で3位となった。
総務省が世帯当たりの支出について調べる家計調査によると、外食でラーメン消費額は山形市が2万2389円で3年連続1位。2位が新潟市。
仙台市は、3年連続3位。消費額は1万5534円で、去年から2500円ほど増えた。
お昼ご飯にラーメンを選んだ人たちに、聞いた。
仙台市民
「たぶん月に10杯ぐらい食べていると思うので、年間120杯ぐらいですか」
「仙台はラーメン屋さんが多いと思うから、3位ぐらいになるのかな」
長町ラーメン本店・店主 末永宏行さん
「今まで以上に益々頑張っていくのと、行政も一体となってやっていただけると。山形はそういうの(行政の支援)もあってということで、仙台もラーメンの町だよとみんなで盛り上げていただければ、1位も夢ではないのかなと思います」
仙台市が、25年連続で1位を守った食品がある。
森尾アナウンサーリポート
「仙台市内のスーパーです。練物のコーナーには、一般的なかまぼこの他に笹かま笹かま、笹かま、沢山並んでいますね」
去年1年間の仙台市のかまぼこ消費額は7074円で、25年連続で全国1位を守った。
ヤマザワ荒井店・古巣聡明副店長
「笹かまとかですと、やはり山形の店舗よりも売れるので、陳列量も必然的に多くなっています」
仙台市民
「毎朝、笹かまを1枚食べるんですよ。それで必ずストックしています。あとお正月でしょ、あとお土産」
しかし、かまぼこの消費額は前年より2000円近く減少していて、かまぼこの協同組合は全体的な食品の価格高騰の中、かまぼこを手にする人が減ったのではと話していた。
このほか、仙台市が全国1位となったのはチューハイ・カクテルが9009円で2年連続。食品以外では、子ども用靴下が811円、整髪養毛剤が4265円で全国1位となった。
一方、最下位となったのは焼酎で3179円、マーガリンで366円となっている。