温室桃の授粉作業 最盛期 勝央町
岡山県勝央町で、満開を迎えた温室桃の授粉作業が最盛期を迎えています。
華やかに咲き乱れるピンクの花が、春の訪れを告げます。岡山県で唯一、温室桃を栽培する、石川裕之さんのハウスです。今朝(3日朝)、裕之さんの母、里江さんが専用の道具を使って、花を撫でるようにして、めしべに花粉を付着させていました。
ハウスの室温は20度前後に保たれ、極早生の「はなよめ」など5品種、34本が栽培されています。去年、秋の高温の影響で、冬に木を休ませる期間がずれ込み、開花は一週間ほど遅れましたが、桃の節句に合わせたかのように、今日、満開を迎えました。
授粉作業は今週いっぱい行われ、「はなよめ」の収穫は5月初旬に始まるということです。