サッポロビールの勝沼ワイナリー跡地 シャトレーゼが取得へ 自社ワイナリー移転を計画 山梨県
大手菓子メーカー「シャトレーゼ」は20日、来春での閉鎖が発表されていた甲州市のワイナリー跡地を取得すると明らかにしました。
シャトレーゼが取得するのはアルコール飲料大手「サッポロビール」が1976年から甲州市勝沼町で稼働している「グランポレール勝沼ワイナリー」の土地と建物です。
ワイナリーは約1万6600平方メートルで年間5万4000リットルの日本ワインを生産していましたが、サッポロビールは経営の効率化を図る上で来年5月での閉鎖を発表していました。
シャトレーゼは自社の勝沼ワイナリーが生産力向上に向けて手狭になっていたことから移転を計画していて、両者は7月末に譲渡契約を結んだということです。
実際の受け渡しは来年5月以降になる見通しです。