イスラエル軍、ガザ地区最大規模の病院に攻撃
イスラエル軍は18日、パレスチナ自治区ガザ地区にある最大規模の病院に攻撃を行ったことを明らかにしました。
イスラエル軍は18日、ガザ地区北部にあるシファ病院に対し攻撃を実施したと発表しました。
イスラエル側は病院がイスラム組織ハマスによって現在も使用されていると主張し「精密作戦」を行ったとしています。
ロイター通信によりますとイスラエル側は戦闘で武装した20人を殺害し数十人を拘束したと主張しています。一方、地元保健当局は病院内で火災が発生したほか複数のけが人が出ていると明らかにしたということです。
シファ病院はガザ地区最大の医療機関で現在も多くの患者や避難民が収容されていますがイスラエル側はこれまでもハマスの拠点に利用されていると訴えてきました。WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は「病院は決して戦場であってはならない」と懸念を示しています。