感染者相次ぐ米・バイデン政権 大統領は“4回目の接種”
アメリカ・バイデン政権内では、感染者が相次いでいます。
◇
3月30日、アメリカのバイデン大統領が、カメラの前で新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種を受けました。
その一方で、政権内で感染者が相次いでいます。
6日に感染が判明したのは、レモンド商務長官とガーランド司法長官の閣僚2人です。レモンド長官には、軽い症状が出ていて、いずれも5日間の自宅での隔離に入ったとしています。
バイデン政権内ではホワイトハウスのサキ報道官が3月に感染し、大統領のヨーロッパ訪問への同行を取りやめる事態になっていました。
このほか、ロシアのウクライナ侵攻への対応に追われるCIA(=中央情報局)のバーンズ長官も感染しています。
こうした中、バイデン大統領は、6日もホワイトハウスに招いたゲストとマスクなしで20分以上挨拶をかわすなど、通常通りの執務を続けています。