金正恩総書記「偉大な転換の年」 中央委員会総会はじまる 北朝鮮
北朝鮮で金正恩総書記が出席する中、朝鮮労働党の重要政策を決める中央委員会総会が始まりました。
北朝鮮の国営メディアは、中央委員会総会が26日に開幕し、金総書記が、今年の政策の実行状況などをめぐり報告を行ったと伝えました。
この中で、金総書記は、偵察衛星の打ち上げなどを念頭に「国力の向上や国家の威厳を示すことにおいて、栄光に輝く発展の道のりに大きな足跡を刻んだ、名実ともに偉大な転換の年だ」などと評価しました。
総会は数日間にわたって行われる見通しで、来年の方針も議論されるとしていることから、今後の外交戦略や核・ミサイル開発をめぐり、どのような言及があるか注目されます。
また、北朝鮮は先月に打ち上げた衛星に続き、追加で数基の衛星を打ち上げる方針を示していて、この会議で正式に決定されるものとみられます。