北メディア「金総書記がホワイトハウスの写真など確認」“偵察衛星撮影”
北朝鮮の国営メディアは、金正恩総書記が、弾道ミサイル技術を用いて打ち上げられた偵察衛星から撮影されたアメリカのホワイトハウスの写真などを確認したと報じました。
国営の朝鮮中央通信は28日朝、金総書記が27日午前と28日未明の2回、偵察衛星の運用準備状況について報告を受けたと報じました。
この際、金総書記は27日夜遅くに衛星から撮影されたアメリカのホワイトハウスや国防総省などの写真を確認したということです。このほか、衛星からアメリカ海軍の基地にいる米軍やイギリス軍の空母などの様子を捕捉したと主張しています。
今回の報道では、衛星で写真を撮影してから時間をおかずに金総書記に対して28日未明に報告が行われたと伝えていて、北朝鮮としては、アメリカの動きをリアルタイムで確認できることを誇示する狙いがあるとみられます。