米失業率3.6% コロナ前とほぼ同水準まで改善
アメリカの3月の失業率は、新型コロナウイルスの感染拡大前とほぼ同じ水準まで改善し、3.6パーセントとなりました。
アメリカ労働省が1日に発表した雇用統計で、3月の失業率は3.6パーセントと、前の月から0.2ポイント改善しました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、アメリカの失業率は、2020年4月に14.7パーセントまで跳ね上がりましたが、今回は感染拡大前の2020年2月とほぼ同じ水準まで改善した形です。
また、景気の動向を反映する農業部門以外の就業者数も、前の月から43万1000人増加しました。
順調な回復が示されたことを受け、FRB=連邦準備制度理事会は、高止まりするインフレに対応するため、金融引き締めのペースを速める可能性もあります。