米トランプ次期大統領が明言 FRBパウエル議長、任期終了前交代の考えなし
アメリカのトランプ次期大統領はNBCのインタビューに応じ、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長について、任期終了前に交代させる考えはないと明言しました。
トランプ次期大統領はFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長について、民主党寄りで「政治的」だと批判し、再任しない考えを示してきました。しかし、8日のNBCのインタビューで2026年の任期終了前の交代について「考えていない」と述べました。
また、2021年の連邦議会襲撃事件で有罪判決を受けた自身の支持者らに恩赦を与える可能性が高いとの考えを示したほか、ウクライナへのアメリカからの支援が減る可能性を示唆しました。
さらに、アメリカで生まれた子どもにアメリカの市民権を与える現在の出生地主義に基づく制度をやめる考えも改めて示しています。
最終更新日:2024年12月9日 13:48