FBIから「社内に中国工作員」と連絡 ツイッター元幹部が証言
ツイッターの安全対策の欠陥を内部告発した元幹部がFBI(=連邦捜査局)から「中国の工作員が社内にいる」と連絡を受けていたことを明らかにしました。
ツイッター社で安全対策の責任者だったピーター・ザトコ氏が13日、アメリカ議会上院の公聴会で証言しました。
ザトコ氏はツイッターの安全対策が「業界の基準から10年以上遅れている」とし、利用者の個人情報が危険にさらされていると指摘しました。
さらに、在籍時にFBIから「中国の諜報機関の工作員が社内に少なくとも1人いる」と連絡を受けていたことを明らかにし、この問題の対策も不十分だったと主張しました。
これに対し、ツイッター社は採用プロセスが外国の干渉を受けることはあり得ず、「ザトコ氏の主張は矛盾と不正確さに満ちている」としています。