ハマスの「損失は限定的」情報機関が分析 今後数か月“戦闘可能”米報道
アメリカメディアは21日、イスラム組織ハマスについて、今後数か月にわたりイスラエル軍との戦闘を継続する能力があるとする分析を報じました。
ウォール・ストリート・ジャーナルは21日、アメリカの情報機関の分析として、3万人以上と推定されるハマスの戦闘員のうち、2割から3割が死亡したものの、損失は限定的だとする分析を伝えました。
また、ハマスは今後数か月、イスラエル軍と戦闘を継続できるだけの弾薬を保持しているということです。
ハマスせん滅というイスラエル軍の目標が達成できるか、疑問が投げかけられていると伝えています。
こうした中、アメリカなどは90日間の枠組みで、段階的な人質の解放と最終的な停戦を目指す新たな交渉案を提示しているということです。
交渉は、今後エジプトで行われるということですが、イスラエルが停戦に後ろ向きな中、進展があるかは不透明です。