北朝鮮で新たに26万人発熱…再び増加“別の感染症”も?
新型コロナウイルスの感染が拡大している北朝鮮では、新たにおよそ26万人の発熱者が確認され、再び増加に転じました。韓国の情報機関は別の感染症が原因の発熱者も含まれているとの分析を示しています。
北朝鮮メディアによりますと、18日午後6時までの1日で、新たに確認された発熱者はおよそ26万人で、前の日よりも3万人ほど増えています。
韓国の国家情報院が19日に国会に行った報告によりますと、北朝鮮では新型コロナの感染が広がり始めた先月末より前に、別の感染症「腸チフス」などが拡大、発熱者には新型コロナが原因ではない人も相当数含まれているとみられるということです。
その上で、新型コロナの感染拡大のピークは今月末から来月初旬と分析しています。
また、20日からアメリカのバイデン大統領が韓国と日本訪問を予定している中、北朝鮮が近くミサイルを発射する兆候があり、核実験についても準備は完了したと報告しています。