G7外相会合始まる ウクライナ情勢など議論
カナダで13日、G7外相会合が始まり、アメリカのトランプ政権下で各国の連携が揺らぐ中、ウクライナ情勢などについて議論が行われています。
カナダで開かれているG7=主要7か国・外相会合には、日本からは岩屋外相が出席し、2日にわたりウクライナや北朝鮮などの国際情勢について話し合われます。
開会の挨拶でカナダのジョリー外相は、ウクライナ情勢について「ロシアの違法な侵略に直面するウクライナをどう支援し続けるか議論することを望む」と述べました。
ウクライナ情勢を巡っては、アメリカはトランプ政権の下でロシアとの取り引きを進める姿勢に転じ、ヨーロッパとの間で停戦に対する認識に亀裂が生じています。各国からはアメリカの和平への取り組みを評価したうえで、「ロシアが前向きに対応するようG7として連携して対応していくことが重要」などの意見が出たということです。
会合は14日まで行われ、7か国がどこまで足並みを揃えることができるのかが焦点です。