イギリス与党・保守党 党首選の1回目投票でスナク前財務相が首位 ジョンソン首相の後任選び
イギリスの与党・保守党は13日、ジョンソン首相の後任を選ぶ党首選挙の1回目の投票を行い、スナク前財務相が首位に立ちました。今後、複数回行われる投票を経て9月5日に新たな党首が誕生する見通しです。
イギリス保守党の党首選は、現党首のジョンソン首相が政権をめぐる不祥事が相次ぐ中、7日に辞任の意向を表明したことを受けて行われています。
13日、8人の候補者に対して保守党の下院議員による1回目の投票が行われ、スナク前財務相が88票で首位、モーダント通商政策担当相が67票、トラス外相が50票で続く結果となりました。保守党は翌日以降も下院議員による投票を続け、候補者を上位2人に絞りこみます。その上で、9月5日に新たな党首を選出する予定です。
BBCは、党首選の結果を賭けにしているブックメーカー各社の予想として、スナク前財務相が大きくリードしていたものの、直近の調査では、モーダント通商政策担当相が急激に追い上げていると報じています。