「黒人の命は大切だ」巨大文字を消去 米ワシントン
黒人男性が死亡した事件をきっかけにアメリカの首都ワシントンの道路上に描かれた「黒人の命は大切だ」と訴える巨大な文字が消されることになりました。
ホワイトハウスのすぐ北側に位置する歩行者専用道路に巨大な黄色い文字で描かれていたのは「黒人の命は大切だ」というスローガンで、2020年に黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警察官に押さえつけられた後、死亡する事件を受けて描かれました。
そして、このスローガンを消去する作業が10日、市当局によって始まりました。
ロイター通信によりますと、消去を求めたのはトランプ大統領を支持する共和党の議員で「文字を消さなければ市の交通予算を削減する」などと要求、これを受け入れる形で市が消去を決めたということです。
最終更新日:2025年3月11日 20:27