「北朝鮮が谷山から短距離弾道ミサイル3発」韓国軍発表
韓国軍は、北朝鮮が3日午後9時35分から49分頃にかけて、中部の谷山から、日本海に向けて短距離弾道ミサイル3発を発射したと発表しました。飛距離など詳しい情報は明らかになっていません。
北朝鮮によるミサイル発射は2日連続で、今年だけで30回を超え、異例の頻度です。
北朝鮮は3日朝もICBM(=大陸間弾道ミサイル)1発を含む弾道ミサイル3発を発射したばかりでした。
2日には一日だけで20発以上のミサイルを発射して、そのうち1発は韓国の近海に着弾し、尹錫悦大統領は「実質的な領土の侵略行為だ」と強い言葉で批判していました。
アメリカと韓国は3日、当初4日までの予定だった合同軍事演習を延長すると発表。北朝鮮の金正恩総書記の側近は3日夜、新たな談話を発表し、アメリカと韓国が合同軍事演習の延長を決めたことについて、「取り返しのつかない重大な失策を犯したことを知ることになる」と警告し、追加の軍事的挑発を示唆していました。