シー・シェパード、南極海で再び妨害行為
反捕鯨団体「シー・シェパード」が、南極海で日本の調査捕鯨船を再び妨害した。
水産庁によると、シー・シェパードは日本時間15日午後8時半ごろから2時間、日本の調査捕鯨船団の監視船「第二昭南丸」に妨害を行った。ゴムボートで第二昭南丸に接近し、発煙弾を投げ込んだり、スクリューのプロペラを狙ってロープを投入したりしたという。この妨害による船への被害や乗組員のケガはなく、調査捕鯨船団も離れた場所にいたため、被害はなかった。
シー・シェパードによる妨害は、今月6日に高速船が衝突して以来となる。水産庁は「極めて危険な行為で、断じて許されない」とコメントしている。