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北朝鮮メディア、洪水被害の様子を報じる

2010年7月29日 15:41

 北朝鮮・朝鮮中央テレビが28日、今月の大雨で発生した洪水被害を報じた。一部の地域では「50年ぶりの豪雨が降った」という。

 28日夜に放送された番組は、はんらんした河川や浸水した住宅地など被災地の状況を伝えたほか、住民が丸太で臨時の橋を架けるなど手作業で復旧作業に当たっている様子も紹介した。

 特に被害が大きかった開城市では、今月12日からの約1週間、雨が降り続け、「50年ぶりの豪雨だった」と報じている。開城市内の住宅114棟が倒壊したほか、東京ドーム約600個分にあたる面積の農地が浸水した。ただ、死者や行方不明者の数には触れられなかった。