ロシア、猛暑で森林火災拡大 28人が死亡
記録的な猛暑に見舞われているロシア中部、西部の各地で森林火災が広がり、7月31日までに少なくとも28人が死亡した。
モスクワ周辺や中部で連日の猛暑により相次いでいる森林火災は、7月29日から7月31日にかけて、炎が風にあおられて人の住む集落に広がった。ロイターによると、この火災で住民や消防士少なくとも28人が死亡、住宅1000軒以上が焼失し、約2000人が焼け出されたという。
プーチン首相は7月30日、被災地を訪れ、消火活動の指揮を執るとともに被災者支援を約束した。
ロシアでは、7月29日にモスクワで過去最高の気温38.2℃に達するなど記録的な猛暑が続いている。