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ロシア、猛暑で森林火災拡大 28人が死亡

2010年8月1日 1:53

 記録的な猛暑に見舞われているロシア中部、西部の各地で森林火災が広がり、7月31日までに少なくとも28人が死亡した。

 モスクワ周辺や中部で連日の猛暑により相次いでいる森林火災は、7月29日から7月31日にかけて、炎が風にあおられて人の住む集落に広がった。ロイターによると、この火災で住民や消防士少なくとも28人が死亡、住宅1000軒以上が焼失し、約2000人が焼け出されたという。

 プーチン首相は7月30日、被災地を訪れ、消火活動の指揮を執るとともに被災者支援を約束した。

 ロシアでは、7月29日にモスクワで過去最高の気温38.2℃に達するなど記録的な猛暑が続いている。